当院では、日本人に一番適したFAPホワイトニング法をとり入れています。
このホワイトニング法は従来のホワイトニング法と違い、
歯をホワイトニングすると同時に歯を強化し、白い歯を手に入れることができるのです。
当院は京都初のFAPホワイトニング認定医院です。
FAPホワイトニングの代表者である「山岸 一枝先生」(右側の女性)です。
FAPホワイトニングとは?
FAPホワイトニング法は現在、広く行われている「バイタルブリーチ法」を改良し、より歯を白く、
さらに歯を強くするための効果が加えられた、最も日本人にあったホワイトニング法です。
FAPホワイトニングの効果の高さは、日本だけでなく海外でも広く注目されており、
これまでは海外技術の導入であった審美歯科漂白で、
初めて世界に発信できる日本のオリジナルの技術です。
FAPホワイトニングでは、フッ化アパタイトをエナメル質表面に塗布すると、
表面にアパタイトが結晶化し、歯を白く美しく見せます。
また、他の「バイタルブリーチ法」より表面がなめらかに仕上がるので再着色しにくく、効果が持続します。
さらにアパタイトでエナメル質表面がコーティングされているため、歯が補強され、
また、日本人特有の歯の黄ばみを覆い隠します。
それがFAPホワイトニングの大きな特徴となっています。
個人差はありますが、通常4〜5回の治療が必要で、繰り返し治療を受けることで、確実に効果をあげることができます。
FAPホワイトニングのBEFORE&AFTER
「バイタルブリーチング」は、歯を削って表層にラミネートを張り付けたり義歯をつけたりする方法に比べれば、
確かに「白さ」という点では物足りないと感じられるかもしれません。
自然の歯を生かす方法なればこそですが、私たち日本人の肌の色とのバランスを考えると、
作り物のような「白さ」は必ずしも似合うとは言えません。
また、FAPホワイトニングは繰り返し治療を受けることで歯は確実に白くなり、充分に患者様の満足を得られる結果も出ています。
BEFORE AFTER
FAPホワイトニングの方法
FAPホワイトニングは、治療を行うことで現在の歯の色より確実に白くなることは確かですが、
歯の色、歯の質、年令などによって効果の現れかたは異なります。
自然の歯を生かしていればこその結果なのですが、患者様の理解を得るためにも、
事前のきめ細かなカウンセリングが必要とされます。
工程1 漂白する歯の周りに、プロテクトパラフィンを塗ります。
ペースト状のFAPホワイトニングの薬剤を作ります。
工程2 歯肉につけないよう、歯の表面にFAPホワイトニングの薬剤を塗ります。そのままの状態で15分置きます。
工程3 歯科用ヘラでいったん薬剤をこそげ落とし、もう一度工程2の作業を繰り返します。
歯についた薬剤を取り、水洗いし、唇や歯ぐきについたワックスを取り除いて終了です。
FAPホワイトニング Q&A |
時間や期間はどれくらいかかりますか? | |
薬を塗るのは15分間を2回です。 1週間に1回のペースで来院して、これを5〜10回行います。(状況によって変わります。) |
歯に悪くないですか? | |
一般に漂白の薬は、歯の表面を溶かしてスリガラス状にして白く見せます。つまり歯には悪いです。 FAP法は、虫歯予防効果のあるフッ化アパタイトを歯の表面に沈着させるため歯に良いです。 |
体に悪影響はありますか? | |
漂白後は、歯の上にのせてある薬をふきとるので体内に流れる心配はありません。 万が一体内に入っても、基本的にカルシウムですので自然に体外に排泄されるので心配はいりません。 |
あともどりはありませんか? | |
漂白効果がなくなり、もとの色に戻ることはありません。しかし茶渋などで汚れて色が悪くなることはあります。 |
メンテナンスはどうすればいいですか? | |
歯が汚れてくるのでクリーニングやホワイトニングで汚れを落とす必要があります。 歯は皮膚と同じで年とともにツヤも減りくすんできます。ですから今、白くても安心せずに定期的なお手入れをして下さい。 |
痛みはありませんか? | |
(1)虫歯になっている場合はしみることもあります。 (2)歯の先が磨り減っている場合は、ズキズキすることがあります。 (3)下の前歯はエナメル質が薄いため鈍痛が発生することがあります。 *場合により鎮痛剤を処方する場合もあります。 |
当院で行っているFAPホワイトニングの基礎研究結果が世界的にレベルの高い
英科学誌『ネイチャー』に掲載されました。
歯の再石灰化について世界ではじめて成功した結果が認められたもので、
FAPホワイトニングは歯を白くするだけでなく、歯の強化能力の原理を持つことが実証されました。
*FAPホワイトニングについて、もっと詳しい情報をしりたい方は、
FAP美白歯科研究会のホームページをご覧ください。